パノラマVRオーサリングソフト徹底比較
ワンダフルモーションで使用しているパノラマVRオーサリングソフトを徹底比較。
WANではバーチャルツアー制作の際、用途に応じて4つのオーサリングソフトを使い分けています。
①Kolor「AutoPanoTour」
http://store.kolor.com/panotour-pro-2.html
②GARDEN GNOME「PANO2VR」
http://ggnome.com/pano2vr
③easypano「TourWeaver」
http://www.easypano.com/jp/virtual-tour-soft.html
④「krpano」
http://krpano.com/
それぞれ良いところや使いにくい部分もあり、お客様のご要望に応じて使い分けしております。
それでは、ソフト別の特徴をご紹介いたします。
Kolor「AutoPanoTour」
http://store.kolor.com/panotour-pro-2.html
AutoPanoTourはインターフェースも分かりやすく、簡単で非常に使いやすいです。
ワンダフルモーションに掲載しているパノラマVRのほとんどはこのソフトを使用しています。
それぞれの機能にテンプレートがあり、自分が欲しい機能だけをセレクトしていくことで簡単にバーチャルツアーの作成が可能です。
初心者にもやさしいソフトです。
その反面、テンプレートに無い機能は使用できないため、業務の内容によっては使用できないケースも多々あります。
GARDEN GNOME「PANO2VR」
困った時はPANO2VR!
インターフェースも分かりやすく機能の自由度もかなり高いのですが、とにかく組んでいく作業が大変なソフト。
また、独自の記号や組み方などが多々あるため、大規模ななバーチャルツアーを制作するのはかなりしんどいです。
PC用とスマホ用のデータを別々に作成しないといけないのも面倒な点。
しかしながら、困った時に頼りになるのがPANO2VR!
色々な機能を組み込むことが出来、業務で一番使用する頼れるソフトです。
easypano「TourWeaver」
http://www.easypano.com/jp/virtual-tour-soft.html
一番最初に使用したのがこのソフトでした。
機能も充実、インターフェースも分かりやすいソフトです。
丁度「AutoPanoTour」と「PANO2VR」の中間の様なソフトでしょうか?
最近はあまり使用していないので新機能など分からないことも多いのですが、昔使用していた時の感想としてかゆい所にギリギリ手が届かないといった印象があります。
今は、新機能なども増えてきているのでかなり使いやすくなっているのかも知れません。
「krpano」
このソフトが一番色々なことが出来るのですが、使い方がめちゃめちゃ難しいです。
インターフェースは無く、基本的にxmlを記述していく形式なので初心者が使用すると何からやっていいのかさっぱりなソフトです。
このソフトの一番の特徴は360°動画(モーションVR)の配信が可能というところです。
WANでは使い方が難解すぎてほぼ使用頻度がありませんでしたが、現在はモーションVRの配信で大活躍しております。
番外編
アプリで配信するならUnity!
ゲームエンジンとして有名なUnityですが、Unityを使用してパノラマ系オリジナルアプリの制作が可能です!
アプリにすると様々な機能を持たせることが可能なので、オリジナル性の高いパノラマVR/モーションVRアプリを作ることが出来ます。
昨年ワンダフルモーションで行ったイベント「3Dバーチャルリアリティ」で展示した「スノーマウンテン」もこのUnityで制作したコンテンツです。
↓「3Dバーチャルリアリティ」「スノーマウンテン」の詳細はこちら↓
http://wan-hiroshima.jp/wanderfulmotion/topics2
とにかく色んな人に作品を見てもらいたい!
パノラマ系の投稿サイト。
・花鳥風月
http://www.kacho-fugetsu.net/
・360cities
https://www.360cities.net/ja
以上
オーサリングソフト徹底比較でした。