こんにちは!マイマイです。
今回は山形県の自然に囲まれた山寺のご紹介です。
正しくは宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師(じかくだいし)が開いた、天台宗のお山です。
山寺へは電車を使うと、山形市から20分、仙台市から50分で到着します。また、山寺周辺に駐車場(有料)もあるので車を利用して訪問するのも良いかもしれません。
電車から降りると山々に囲まれた自然豊かな風景に圧倒されます。
駅舎に見晴らし台がついており、山の中にあるお寺の建物を見ることもできます。
山寺を中心に観光地となっているので周辺にお土産やお食事を取ることができます。また、お店によっては手荷物預かりを行なっているところもあるので、立石寺に向かう前に不要なものは預けておくと登るのが楽になります。
立石寺の参道の終点にある「如法堂」(奥之院)までの徒歩所要時間は130分となっており、参道の石段の数は約1000段!海抜は417mとなっており、道が悪いところもあるので動きやすい格好で参拝しましょう。
奥の院には慈覚大師が初められた石墨草筆・一字三礼の如法写経行が護られています。また如法堂左側の大仏殿には、像高5メートルの金色の阿弥陀如来が安置され、宗派を問わず供養に数多くの人が訪れます。
せみ塚は「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という有名な俳句の着想を得た場所ではないかと考えられており、芭蕉翁の弟子たちが句をしたためた短冊をこの地に埋めて、その上に石の塚をたてたもので、せみ塚といわれています。
他にも多くの歌人・俳人が訪れ山寺の風景に感動し、残した詩が参道の至るところに句碑となって残されています。
五大堂は、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場で、山寺随一の展望台となっています。ここから山間に囲まれた美しい風景を見ることができます。
それでは壮大な風景をVRで体験してみましょう!
中でも最初の松尾芭蕉が残した句を思い起こさせてくれるような山の自然の風景はぜひ体験してみてください!
この山寺は大友啓史監督による映画「三月のライオン」のロケ地になりました。
山寺の美しく壮大な風景と中学生でプロ棋士としてデビューした主人公の成長物語の行く末を重ね合わせて表現したそうです。
中でも山形の指定文化財に登録指定されている筑100年を超える記念殿での撮影では神木隆之介さんと加瀬亮さんが参加しての撮影となり話題を集めました。
いかがでしたか?
歴史的な重要文化財が残されているとともに山形の壮大な風景を楽しめるスポットとして旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
山寺観光協会のHP
http://www.yamaderakankou.com