
こんにちは島根県ライターのマイマイです。
今回は天国に一番近い里と呼ばれる島根県邑南町川角(かいずみ)集落で開催される「花桃まつり」と私が関わった取り組みをご紹介します。
島根県に住んでいるの人でもこの集落のことを知っている人は少ないのではないでしょうか?
川角集落は島根県邑南(おおなん)町にある集落で平均年齢80歳、8世帯人口13人。
高齢化率100%の限界集落です。
また、集落が標高の高いところにあるために集落の人たちはこの集落のことを
「天国に一番近い里」と呼んでいます。
この「天国に一番近い里」が多くの人の注目を集める理由は、この集落には2000本を超える花桃があるためです。
この花桃は地元の人たちが「耕作放棄地をなんとかしたい」という思いから花桃を植え始め、毎年少しずつ花桃を増やしていき
今では2000本を超える花桃が咲き誇ります。その景色はまさに桃源郷。
そして花桃を植え始めてから5年目で初の「花桃まつり」が開催されました。
初の開催でしたが口コミで多くの人に知れ渡り、1000人を超える来場者があったそうです。
メディアにも取り上げられこの集落は多くの人に注目されました。来場者は年々増加して、地元の人たちだけでは運営も厳しい状況になりつつあります。
このような経緯があり、多くの人たちの共感を呼ぶこととなったこの花桃まつり。
360度カメラで撮影した桃源郷をVRで体験してみましょう!
今年の花桃まつりでは新たな試みとして大学生と社会人の有志によるプロジェクトが立ち上がり、地元の人たちの手助けをするためにクラウドファウンディングでの資金を集めに挑戦し、その資金で花桃まつり初となるオリジナルグッズの作成を行いました。
(クラウドファウンディングのページはこちらから)
プロジェクトメンバーはなんども現地に出向き現地の人たちとの親睦を深め、「花桃まつり」当日の会場でグッズ、コーヒーの販売や地元の出店のお手伝いをしました。
グッズとコーヒー販売で得た資金で、花桃を見るお客さんたちのために東屋を建設する予定です。
この取り組みは新聞やニュースで報道され多くの人のご支援をいただきました。
また、来年以降も川角集落を支援するこのプロジェクトは継続していきます。
いかがでしたか?
天国に一番近い里の取り組みがこれからも多くの人の共感を呼び、花桃まつりが今後も続けられるように色々な人たちの協力が求められています。
ぜひ一度足を運んでその美しい風景をご覧ください。