島根県ライターのマイマイです。
今回は松江の「由志園」(ゆうしえん)をご紹介します。
皆さんは島根県には2つの湖があるのはご存知でしょうか?
1つはシジミ漁や夕日で有名な宍道湖(しんじこ)です。
宍道湖についてはこちらで詳しく取り上げています。
そしてもう1つが、島根県と鳥取県の米子市と境港市にまたがる中海です。
米子市と松江市を結ぶ「江島大橋」はベタ踏み坂の愛称で全国的に取り上げられたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
この中海の真ん中に浮かぶ島の一つが大根島です。
今では農地が広がりすぐにはわかりませんが、島の至る所で火山岩が見れたり、国指定天然記念物となった洞窟も残っており、約19万年前に形成された火山島の様相を残しています。
大根島では牡丹の苗木と高麗人参の生産が盛んです。
牡丹は日本一の生産量を誇り、島根県の県花にも指定されています。
出雲地方の高麗人参は「雲州人参」と呼ばれ、国内外から高く評価されています。
そんな大根島を象徴するものの一つが「由志園」です。
由志園には
・雲州人参ミュージアム
・郷土料理を食べることができるお食事どころ
・大根島の特産品などが購入できる売店
・牡丹直売所
など様々な施設がありますが中でも
出雲地方の地形を表現した山陰最大級の池泉回遊式日本庭園と
年中満開の牡丹を観賞することができる「牡丹の館」は由志園の代名詞とも言えます。
由志園の見どころは何と言っても牡丹が咲き乱れる日本庭園です。
中海や宍道湖を模した池泉や大山、奥出雲の渓谷など山陰地方の地形を表現しています。
季節ごとに様々なイベントが開催され、季節によって見どころが変わるのも由志園の特徴です。
撮影に行った時は春でしたが
百品種牡丹大品評会と池泉に浮かぶ三万輪の牡丹が開催されており、多くの観光客で賑わっていました。
春の由志園の様子を360°の動画で見て見ましょう!
中でも1:08~の池泉に浮かぶ牡丹の花はぜひ見てください!
そのほか牡丹以外にも
紫陽花や睡蓮、紅葉が見れたり
なんと冬にはイルミネーションイベントが開催されたり一年を通して庭園を楽しむことができます。
花の見頃やイベントの時期などはホームページにて更新されるので
訪れる際には見どころを予習しておくとより一層楽しむことができます。
いかがでしたか?
島根県が日本一の牡丹の産地ということをご存知の方は少ないのではないでしょうか?
由志園で咲き誇る牡丹ををぜひご堪能ください。
ホームページ
http://www.yuushien.com/yuushien/
住所
〒690-1492
島根県松江市八束町波入 1260-2
営業時間
9:00~17:00
(年中無休)
庭園入園料
大人 800円
高校生 400円
中学生 300円
小学生 200円