島根県松江市にある松江城。2015年に天守閣が国宝に登録され、ますます盛り上がりを見せています。この松江城についてご紹介します。
まずは松江城の簡単な説明から。
松江城は、江戸時代の日本の城で、千鳥城とも呼ばれています。ちょうど千鳥が羽を広げた格好に見える曲線を持った三角屋根を「千鳥破風」(ちどりはふ)と言うのですが、松江城の天守にはそれが乗っていることから千鳥城の名前がついたとされています。
現存天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されています。他にもお城の周辺の桜の美しさで「日本さくら名所100選」の一つにも選ばれているなど、重要な観光資源であり、その歴史を記す建築物でもあります。
松江城は全国で現存する12天守のうち、唯一の正統天守閣ともいわれています。
そのため、この天守閣を国宝認定の動きが昭和30年代にありました。
その時は国宝に指定されませんでしたが、2015年についに天守が国宝に指定されました。
そのため、松江城が観光スポットとして今、再注目されているのです。
実際に松江城の様子を動画でご紹介します!
国宝に指定されている天守まで実際に登ることができます。
登閣料は大人560円 小人280円で団体割引もあります。
お城の中には籠城用生活物資の貯蔵倉庫である地階(穴蔵の間)や、飲料するために掘られた井戸、防火防腐のために桐を使った階段などが残されている他、当時の城下町を再現した模型屋や、鎧、生活用品なども展示されており松江城の歴史を学ぶこともできます。
少し急な階段を四階まで上がると、天守閣にたどり着きます。
この天守閣は四方を手すりで囲まれたもので、壁などがなく360度展望がきく望楼になっており、かつては展望台、司令塔の役割を持っていたと言われています。今では松江の中心市街地を一望することができます。
360度カメラを使って撮影するのに もってこいな作りです!
松江城 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
お城に登ることだけが松江城のたのしみでありません!
お正月には天守から望む初日の出、春には桜、夏にはキャンドルナイト、秋には水燈路(すいとうろ)でライトアップされた松江城など一年を通して松江城を楽しむことができます。また、当時のままのお堀を遊覧船で巡る、「堀川めぐり」、日本初の本物のお城でリアル城攻めを体験できるイベント「SHIROZEME」などお城を活かしたものもあり、様々な楽しみ方ができます。
いかがでしたでしょうか?
少しでも松江城の魅力が多くの人に伝わり、松江に多くの人が来ていただければと思います。