島根県ライターのマイマイです。
今回は松江市の八雲町で毎年行われる「八雲ゆう游鯉のぼり」をご紹介します。
八雲町の日吉親水公園で毎年開催されている「八雲ゆう游鯉のぼり」。
4月下旬から5月下旬の約一ヶ月間、八雲町を流れる意宇川(いうがわ)の上にたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。
鯉のぼりの姿は悠々と空を飛んでいるようです。
この鯉のぼりのある景観は、島根県が開催している、しまね景観賞で奨励賞を受賞しました。
この八雲の鯉のぼりですが、鯉のぼりを支える支柱の老朽化と鯉のぼりを揚げる人達の高齢化などが原因で、一度は八雲から姿を消しました。
地元の若者を中心とするメンバーで結成された「八雲ゆう人会」が、この八雲の鯉のぼりを復活させる大きな役割を担いました。
この八雲ゆう人会は地元の人達の協力を得て、3年掛けて鯉のぼりを復活させました。
そんな出来事を乗り越え、地元の人たちの想いが詰まった鯉のぼりをぜひ360度の動画でご覧ください。
この鯉のぼりは八雲の一大イベントです。
揚げる鯉のぼりを子供達がワークショップで作ったり、旗取り合戦を実施したりと見ているだけでなく参加もでき、多くの人たちに親しまれています。
鯉のぼりを揚げる初日はホタルの幼虫の放流や地元の学生の演奏、地元のお店が出店します。
さらに、毎週末イベントが開催されるのでこの時期は多くのお客さんで賑わいます。
また、八雲の町内を巡るスタンプラリーも同時に開催されるので八雲町を楽しむにはもってこいなイベントとなっています。
八雲の見所はここだけではありません。
鯉のぼりをはじめとして、近くには歴史ある熊野大社や、日本一のシイの木・スダジイもあります。
八雲町は松江市の中でも市街地から離れたところにあり、自然が豊かなので6月にはたくさんのホタルを見ることができたり、星上山(ほしかみやま)という星の神が降り立ったと言われ、とても星が綺麗に見える場所があったりと見所満載です。
いかがでしたか?
最近ではあまり見なくなってしまった鯉のぼりを見ながら自然を楽しむ過ごし方も良いではないでしょうか?
八雲ゆう人会facebookはこちら
八雲ゆう游鯉のぼりのイベント情報の詳細はこちら