島根県ライターのマイマイです。
今回は松江の有名なご縁スポット「八重垣神社」(やえがきじんじゃ)についてご紹介します。
八重垣神社は松江市にある神社の一つで古事記の中の、「ヤマタノオロチ退治伝承」の主人公である、素盞鳴尊(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト)を主祭神としています。
ヤマタノオロチ退治伝承については以下の記事を参照してください。
ヤマタノオロチ<ヤマタノオロチ伝説> - 編纂1300年を迎えた【古事記の神話】
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトはイナタヒメと結ばれ、八重垣の里で結婚生活を送ります。
神話の中でスサノオノミコトはヤマタノオロチを退治することを条件にイナタヒメの両親に結婚の承諾を得るのですが、これが正式結婚をした初めての大神とされており、日本の婚姻の形を作ることとなったとされています。そのためこの八重垣の里は縁結びの地とされています。
八重垣神社で最も有名なところといえば境内の奥の森の中にある「鏡の池」です。
この池はイナダヒメがオロチの難を避けるために森の大杉を中心に八重垣を作り、避難中日々の飲料水としていました。また、自分の姿を映し美容調整をしたといういわれがあり「姿見の池」とも言います。
社務所で占い用紙を購入して10円玉か100円玉を乗せて池に浮かべてお祈りします。
用紙が早く沈むと良縁が早く、遅く沈むと遅くなるとされます。また、用紙が沈んだ位置が近いと身近な人と、遠ければ遠方の人と結ばれると言われています。
このようなパワースポットがあるため多くの観光客が訪れ、この池に占い用紙を浮かべて自分のご縁を占っています。
この神秘的な八重垣神社を360度動画で体験して、パワーをもらいましょう!
八重垣神社のパワースポットは鏡の池だけではありません!
神社には三つの夫婦椿があります。この椿は木の根元は二本に分かれているのに、途中から幹が一本に繋がっているという、縁結びに深く関係するものです。
神社の道路を挟んだすぐ目の前と、境内の中、境内の奥の森の入り口にそれぞれ一本ずつあります。
どの椿にも看板が立っているのですぐに見つけることができます。
他にもスサノオノミコトが詠んだとされる日本初の和歌が刻まれた石が境内にあったり、重要文化財に指定されている壁画が保存されていたりとパワースポットが盛りだくさんです。
島根県にはこのような素晴らしい神社などが多く存在します。
良縁に結ばれないという方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?